開催趣旨

 江戸時代はさまざまな絵画が発展し、画壇はきわめて多彩な様相を呈した時代でした。そのなかでも円山応挙(1733–1795)は、実際の対象をよく観察し、ありのままに描く「写生」を重視したことで、多くの人々の支持を集めました。そして「円山派」と呼ばれる新たな流れを生み出し、日本美術に大きな変化をもたらしました。


 さらに応挙は、一幅の絵画にとどまらず、空間全体を一つの世界として構成する制作にも取り組みました。その代表が兵庫県香美町の大乗寺(通称「応挙寺」)に伝わる165面の障壁画群です。部屋ごとに画題や構図が綿密に計画され、襖や壁面が連続して独自の空間を生み出すこれらの作品は、応挙芸術の到達点として高く評価されています。


 本展では、この大乗寺障壁画を中心に、応挙の初期から晩年に至る画業を総合的に紹介します。写生にもとづく写実的な表現と、装飾性や広がりのある空間表現の魅力と革新性について紹介します。


大乗寺「孔雀の間」 撮影・阿部浩

開催概要

東京展

名称

江戸東京博物館リニューアル記念特別展

「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」

Special Exhibition: Maruyama Ōkyo

会期

2026年11月28日(土)~2027年1月24日(日)

  • ※会期中に一部展示品の入れ替えがあります。

会場

東京都江戸東京博物館 1階特別展示室

Tokyo Metropolitan Edo-Tokyo Museum 1st Floor Special Exhibition Room

〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1

開館時間

午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで開館)

  • ※入館は閉館の30分前まで

休館日

毎週月曜日 ※ただし、1月4日・11日は開館
12月25日~1月1日、1月12日は休館

主催

東京都江戸東京博物館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社

お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

  • ※ご案内時間 9:00~20:00/年中無休

東京都江戸東京博物館

〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1

  • JR総武線「両国駅」下車、西口から徒歩3分、東口から徒歩7分
  • 都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」下車、A3・A4出口から徒歩1分
  • 都バス錦27・両28・門33系統、墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」、「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分

大阪展

名称

特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」

Special Exhibition: Maruyama Ōkyo

会期

2027年2月6日(土)~4月4日(日)

会場

大阪市立美術館

〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82

主催

大阪市立美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社

お問い合わせ

06-4301-7285(大阪市総合コールセンター なにわコール)

  • ※ご案内時間 8:00~21:00/年中無休

  • ※開催内容は都合により変更になる場合がございます。

お知らせ

2026/3/30

公式サイトがオープンしました。